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冷静になって考えてみたら今年最後の日記が「恋空」についての日記になりそうな気がしてきたので(今晩出掛けてそのまま実家に帰省しちゃうので)それも嫌だなぁ・・と思い、今年最後の日記で今年一年のことを簡単に振り返ってみたいと思います。 そんなわけで、2008年の中沢健・10大ニュースはこんな感じでした。 ※1「中沢健の怪獣図鑑がクレーンゲームの景品化!」 今年は何と言っても6歳の頃から作って、売り込み続けてきたキャラクター達が初めて商品化された年ということで、やはり記念すべき年だったのだと思います。 中沢怪獣ぬいぐるみを初めて目にした時の感動は忘れられません。本当に鳥肌が立ちっ放しで、自分でもぬいぐるみの目撃情報のあったゲーセンには向かって大量に100円玉を消費してしまいました(笑) また、中沢怪獣ぬいぐるみに続いて歩く雑誌・月刊中沢健携帯クリーナーも販売していただきました。 ※2「講談社BOX新人賞で、あしたの賞を受賞!」 ※3「いろんな出版社の方と具体的な話し合い、プレゼンの出来た年」 今年は自分の書いた恋愛小説「恋愛小説を書く男」が講談社BOXさん主催の講談社BOX新人賞・流水大賞で、あしたの賞という賞をいただきました。 まずは賞をいただけたことは本当に嬉しいことで。 でも、あしたの賞という賞はそのままでは作品を掲載、もしくは出版も出来ない、これからの努力に懸かっている(まあ、それはもう単行本を出版されている方だってそうなんですが)賞なので、恋愛小説を書く男は、より良い作品になるように、世に出せるように今もいろいろと作業中なのですが。 小説の担当編集さんに初めて付いてもらうことが出来たのは心強いことでした。 そして、※3については日記でもまだあんまり公には書いてないですが、まあ今年の秋くらいからレオさんの多大な協力もあって、いくつかの出版社の方と、小説の出版について具体的な相談や話し合い、プレゼンなどをさせていただけているということです。 まあ、この辺の話はまだ言えないことも多いのですがフィギュア王での連載コラムにも書かせていただいた、来年には本を出すことが出来そうというのは、まあそういうこともあっての発言だということです。 これはレオさんとはもう合言葉のように言っていることですが、「来年の中沢健は完全に文筆がメイン!」で行きます。 ※4「脚本家デビュー?」 これは、まあ※3のニュースの続きでもあるのですが、中沢怪獣のぬいぐるみがクレーンゲームに登場してから3ヶ月程経った頃に、レオさんに初めて自分の長編小説を見て貰って、結構ドキドキだったんですが(やっぱりそこは自分のメインで考えているところなので正直一番緊張なのです)、これが面白がって貰えて、「これだけちゃんと文章が書けるんなら脚本も書けるんじゃないの?」という話になり、さっそく某映像プロダクションさんやいろんな企画用に脚本を書かせていただき、秋には僕も夢中になって見ていた作品の監督さんと一緒に打ち合わせさせていただき企画書を書かせていただくなんてこともしたりしておりました。 脚本の方もいろいろな作品を書かせてもらい(自分は脚本の執筆ペースは早いみたいです)、具体的に動き出しそうな企画も!! もちろん、ここ何年かでほぼ確定と言われていたのに流れちゃった企画の話なんかもいろいろと聞いているので、まだ安心も出来ませんが、脚本の仕事は小説の仕事と並んでずっとやりたかった仕事なのでそういう機会を与えていただけるだけでもまずは喜びなのです。 ※5「白カラス完成!」 1~4のニュースと比べると一気にスケールが小さくなったというか、そんな気もしちゃうニュースではあるのですが今年はまさに白カラスから始まった一年でもあったと思うのでこれは忘れられません。 そもそも、撮影自体はもう4年も前に開始して、最後の撮影からも3年くらい諸般の事情で作業がストップいていた作品だったので、自分でも「白カラス、どうしたらいいんだろう・・」とずっと悩んでいたのであります。 そこに現れたのが、穂積昭雪君。映像を学んでいる彼の協力のおかげで白カラスは4年の製作期間を経てついに完成。 完成作品については・・まあ頭を抱える点も多かったけど、とにかく完成させられたことは嬉しかった。完成しなきゃ次に進めないからね。 ということで、白カラス完成から約11ヶ月、今年の11月くらいから本格的に動き出した中沢健の白カラスに続く新作自主映画にも穂積君は色部君と並んでメインスタッフとしていろいろ手伝って貰っております。 ※6「ばあちゃんがボケる。」 10大ニュースなんてのはなるべく明るい話題ばかりで埋めたいところだけど、やっぱりそうもいかないということで今年の悲しかったニュースの第1位はやっぱりこのこと。 今年の春から婆ちゃんのボケが急に酷くなり、秋からは施設に入ることになりました。 こういう家族の体が弱っていく姿を一気に見てしまうのはなかなかに堪える・・。 自分は家族の死という経験はしたことがない(爺ちゃんは生まれた頃には亡くなってた)のですが、今回のことはうちの人間も決して不死身の妖怪人間ではないのだから、いつかは別れる時も来るということはちゃんと頭に入れて生きていかんといけないのだなと思いました。 僕は馬鹿なので、マジで去年までは自分の家族は人間以外の不死身の生き物の血を継いでる可能性もちょっとはあるかもと思ってたんすけどね。 ※7「鬼太郎イヤーだった一年」 今年は白カラスで始まった一年でもありましたが、待望の墓場鬼太郎アニメ化に沸いたことから始まった一年でもありました。中学生の時に鬼太郎夜話を読んで以来、このノリでアニメは出来ないものかと思い続けていたので、12年待って、本当に待ちに待ってましたの墓場鬼太郎アニメ化でした。原作が本当に大好きなだけに全く不満点がないわけじゃないけどプラスアルファありまくりの作品で、僕の中の今年のエンターティメント大賞は墓場鬼太郎に決定です! 他にも実写、アニメと一年に2度も鬼太郎映画があったりと、大いに鬼太郎祭りに盛り上がった本年でしたが、 僕の方も鬼太郎や妖怪に会いたい!と、お友達と一緒に「夜のお墓でピクニック」を企画して妖怪と友達になろうとしたり、水木しげる先生にオマージュを捧げた短編映像を製作したり、新名刺には元水木プロの方に書いてもらった中沢健のイラスト付きバージョンを製作したり(この辺の経緯については来年日記に書くと思います)と、鬼太郎イヤーっぽい活動を勝手にいろいろやってました。 ※8「初の怪獣映画出演!」 今年公開された怪獣映画「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」では新聞記者役でちらりと出演させていただきました。本当にちらっと映る程度の役だったのに、映画のエンドロールにも名前を入れてもらえて念願の怪獣映画に初出演でした! しかも、この映画にはビートたけしさんも出演されているので、僕にとっての2つの大きな憧れの存在が共演しているこの作品にちょっとでも参加出来たことは本当に本当に感動でした。 また、このギララの逆襲で怪獣映画の特撮現場を初めて見学することが出来たのも今年の嬉し過ぎな出来事の一つでした。 ※9「20世紀たぬき設立」 このことについては来年の日記で詳しくご報告させていただくことになるとは思いますが、来年以降に向けての作品を作っていくうえで大きな出来事が今年ありました。 ※10「憧れの作品の作り手の皆さんに続々と出会った一年」 先日、実相寺昭雄監督の三回忌で京極夏彦先生とお会いした際に僕はレオさんに「今年は川北さんとお会いしたことで始まり京極さんと会って終わりました、大変良い年です。」なんてことを話したのですが、去年も凄かったけど今年は特に自分が小学生の頃から、または中学生の頃から大好きだった作品の作り手の皆さんとたくさんお会いすることが出来ました。 川北紘一さんは僕が7歳の時に劇場で初めて見た映画で、今でも自分の中では怪獣映画という枠に関わらず全ての映画の中で一番大好きな映画「ゴジラVSビオランテ」の特技監督であった方ですし、その後もいろんな作品でもう鳥肌立ちまくりの映像を多く見せてくれて、僕にとってはやはりゴジラと聞いて最初に連想しちゃうのは川北さんの撮られた平成ゴジラです。 京極夏彦先生は僕が中学2年生の頃からずっと作品を追いかけている大好きな作家さんで、作家として生きていきたい自分にとっては本当に憧れの作家さんの一人です。 ・・まあ、僕は京極さんのような隙のない作品はとても書けそうにないので作風は似ても似つかない物ばかり書いていますが、それでも京極さんの作品からはかなり影響を受けています。お会い出来ただけでも感動だったのに、後に京極先生がご自身のブログで自分のことを書いてくださったのもまたまた大感動しました。憧れの作家さんに自分のことを文章として書いてもらえる幸せ。 このお二人の方にも多くの素晴らしい作り手の皆さんにお会い出来ましたが、僕の大好きなビオランテのデザインを担当された西川伸司さん、ビオランテの造形をされた品田冬樹さんとも今年は初めてお会いすることが出来て、川北さんを含めてビオランテを作った人達に会えた一年であったとも言えるでしょう。 ビオランテといえば来年はビオランテ公開20周年。つまりVSシリーズ20周年でもあるんですよね。来年はVS祭りになることを期待・・。 また初代~から対ガイガンまでのゴジラを演じ、ゴジラの他にも多くの怪獣を演じられてこられた中島春雄さんとお会いすることが出来たのも今年のことでした。 これら、多くの素敵な出会いも、レオさん、石田さん、TOKIYAさん、他にも昨年までに出会っていた多くの方のおかげでもあり、本当に出会いは大事だなと年末しみじみと思っております。 来年はどんな出会いがあるのだろうか・・。 ~まあ、そんなこんなで僕の2008年10大ニュースでした。もちろん、この他にも良いニュース、悪いニュース、共にたくさんあるにはあったのですが、総合的に見ると今年は7対3くらいで良い事の方が多かった一年だったように自分では思っています。 まあ、前から思っていたことではありますが、悪いこともそりゃない方が嬉しいんだけど、少なくとも自分の今の仕事に関しては、嫌なことや不満なこと、怒りの気持ちみたいな物が、案外自分のやりたい活動に大きなヒントを与えることも多いのでそれはそれで・・良いのかなと思うようにはしています。 核爆発で強くなったゴジラや公害で強くなったヘドラみたいなもので、自分は人間の心の光で強くなるウルトラマンも好きだけど、ネガティブな物から生まれて強大なパワーを持つゴジラや怪獣達のが好きなので、今後も辛いことや怒りに感じることをパワーに、怪獣のような生き方を目指していきたいと思います。 あれ?何か今年は良い年だったと言う割には暗い締め方のように見えなくもないけど、これでいいんです。 これが僕なりの最高のポジティブ表現なのです。 結局、今年一年の結論も、ゴジラ最高! 怪獣万歳!! なのでした。
by nakazawa_takeshi
| 2008-12-30 19:11
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