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試写会には天野ミチヒロさん、穂積昭雪君達と一緒に伺ったのですが、上映前にスタッフ試写を見終えていた寒河江さんにお会いしまして「ゲハラは無茶苦茶面白いよ!」という言葉を聞き、凄い期待感も高まったのですが、 でも正直に言うと、上映前はまだどこかでテレビ番組の企画で作られた短編怪獣映画ということに、ちょっとは疑いの心?みたいなものも持っていたみたいです。 つまり、この時代にここまでやれたという意味での感動、素晴らしさ。1バラエティー番組の企画としては凄い作品。 ~そんなイメージがまだ脳内に(ちょっとではあっても)残っていたことは告白しなくちゃいけないでしょう。 でも、作品が上映されてすぐに、これは、バラエティー番組の企画にしては~とか、今この時代に作られた作品にしては~なんて形容詞は全く必要じゃない、本当に面白い怪獣映画であることがすぐに分かって、本当に燃えに燃えたし、鳥肌もめっちゃ立ちまくり。 どうしても番組の中で放送する企画ということで、短編に収めなくちゃいけないということで、展開が駆け足に感じちゃう部分があるのは致し方ない感はありましたが。 本多さんの映画のテンポだったらしんみりする筈だったシーンが、お約束のシーンがばんばん登場という笑いを誘う映像になってました。 でも、この怪獣ファンなら喜んじゃう、嬉しい映像、展開、セリフがぎっちり凝縮された15分間ということで、そこが怪獣映画の王道を再現するようで、他の怪獣物では味わえないゲハラの新しい味になっていたのかも知れません。 とにかく、怪獣映画、特に昭和の東宝特撮映画が好きな人だったら間違いなくツボに入る、時間は短いので、録画して1日1回は見る怪獣ファンの映像のドラッグとしてもゲハラは使用できるかも知れません。 あ、別に昭和の怪獣映画はいまいち乗れないっていう20代の怪獣ファンの方でも、もちろん楽しめる映像になっていましたよ。 今回、特撮シーンを見ていて、久々に平成ガメラシリーズの新作を初めて見た時の感覚が蘇り、何とも懐かしい気分になりました。 自分は平成ガメラシリーズの夜の色、夜の表現が凄い好きだったんですけど、あの空気感で怪獣が暴れてくれていました。 ので、若い怪獣ファンでも大丈夫(もちろんVS世代だって大丈夫、監督さんがVS世代ですしね)。 まぁ、短編なんでちょっと話すだけでも、ストーリーの半分くらいはネタバレになっちゃうかも知れませんが、 ゲハラは、怪獣好きの怪獣愛が結晶化したような作品で、まぁ作り手の方がどこまで意識していているのかは直接聞いたわけでないので分かりませんが、たった15分の間に、 バランを思い出し、ガメラ2を思い出し、GMKを思い出し、大海獣を思い出し、地球防衛軍を思い出し、何となくZATな感じを感じて、ケムラーの〇〇を思い出して、最後にはまさかの〇〇〇〇〇を思い出させる展開も待っていて、そこから先には、ゴジラ〇〇〇や〇〇〇〇も待っている!! とにかく、怪獣ファンにとっては夢のような密度の濃い15分でした。 もう、僕は金輪際、テレビ番組の企画物とか、テレビ局発信の企画というだけで否定はしないぞ(全然関係ないけど、「誰も守ってくれない」も面白かったしなあ)と思うのでした。 ほんとに想像以上の作品でした。 たぶん、番組内で放送するために編集で切られた部分(主にドラマ部分)はいろいろありそうなので、DVD化する際は是非その辺のシーンを足した完璧版が見たいところです。 特撮シーンは今のままでも、ドラマシーンをあと10分ほど足せば、本当にこれぞ21世紀版ウルトラQな作品になりますよ、ゲハラは!! 最後にゲハラが怪獣ファンにとって傑作であることを証明する話を一つ。 ゲハラ試写会の後、僕と天野さんと穂積君で夕ご飯を食べながら、ゲハラの感想で盛り上がったのですが、 東宝特撮怪獣映画が一番。昭和も平成も好きだけどベスト作品はゴジラVSビオランテな僕。東宝も円谷も大映も大好き。第一次怪獣ブーム黄金期を原体験に持っている天野さん(キンゴジ、モスゴジを神だと思ってる)。 世代的には僕に近いVS世代だけど、怪獣に限らず気が付くと昭和の作品愛好家になっていた穂積君(ゴジラだと怪獣総進撃が好き)。 この3人が揃って、ゲハラは「凄い良かった!」と感想が一致したわけです。 これはなかなか凄いことなんですよ。具体的にタイトルは挙げないけど、三者三様それぞれの怪獣への愛のカタチが違うので、好きなだけに三人の意見がこうして一致するというのは実は非常に珍しい(不思議と駄目な作品の方では一致することも多いような気がします)。 それだけ、ゲハラが怪獣ファンの夢をカタチにしてくれた素敵な作品なのだということでしょう。 怪獣好きの皆さん、2月24日は是非、テレビの前に正座してゲハラを見ましょう! 怪獣愛のある人ならきっと興奮して笑って感動する筈です!! http://journal.mycom.co.jp/news/2009/02/15/001/index.html
by nakazawa_takeshi
| 2009-02-16 00:38
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