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川北さんとお会いするのは約1年振り。前回お会いした時は、過去経験が無かった程の、もうとてつもない緊張をしてしまって、そんなにじっくりお話することも出来ませんでしたが・・・ (前回、川北さんとお会いした時の日記) http://takeshi205.exblog.jp/7338143/ 今回は結構ゆっくりとお話することも出来て本当に幸せでした。 しかも、川北さんは、僕と話しながら「君は、確か出身は茨城だったっけ?」と前回お話したこともちゃんと覚えてくれていて、あっしなんかのことを覚えてくださっていたとは! と、もう大感激なのでありました。 川北さんといえば僕にとって一番馴染み深いゴジラである平成ゴジラシリーズ全作品の特技監督をされた方ですし、小中学生の頃から川北さん監修のゴジラムックは毎日のように読み込んでいました。 僕に「面白いコトとはこういうコトだ!」ということを教えてくれた方の一人であることは間違いありません。(まぁ、僕はその学びを生かしているとはとても言えたもんじゃありませんが) 更に川北さんはゴジラ映画の中でも・・というよりも、僕がこれまでに見てきた全ての映画の中でも一番面白かったと本気で感激した映画の監督の一人でもあるのです。 【中沢健の選ぶ面白かった映画200本】 http://takeshi205.exblog.jp/10403411/ そういう意味では、少なくとも僕の中では川北さんは世界一の映画監督と言っても、お世辞でも無いのです。 ここ何年かはいろいろな凄い人にお会いする機会もありましたが、世界一の人に会うなんてことはやっぱりそうあることじゃありません。 さて、フィギュア王にも書きましたが今年の秋に川北さんもゲストに招いての魅力的なイベントが関西で行われることになりました。その打ち合わせのために川北さんへ会いに行くことになった安斎さんに呼んでいただき、僕は再び川北さんとお会いする機会を作っていただいたのでした。 もう毎日感謝しておりますが、安斎さんには本当に感謝感謝であります。 ところで、この約1年振りの川北監督との再会の5日程前。 僕はもう一つ、すっごい感動させられる体験をしていたのでした。 それが、日記のタイトルにもありますように伝説の映画「ゴジラVSビオランテ」を約20年振りにスクリーンで見るということでした。 先月の第3土曜日にザ・グリソムギャングでゴジラVSビオランテが上映されているのを見に行って来たのです。 先月といえば、僕はもう締め切りに追われていて、3週目に入った頃なんてほとんどのお誘いはお断りさせてもらっていたのですが、これには行かないわけにはいかないだろうと思い行ってきました(きっと締め切り前日だろうと行ってしまっていた筈)。 そもそも、茨城生まれの茨城育ちの人間にとって過去の映画というものはビデオ(もしくはテレビ放送)で見る物だとずっと思っていましたが、上京してから、昭和の映画を初めとした、過去の名作たちをスクリーンで見るという楽しさにのめり込み、池袋の文芸座や浅草東宝(もう閉館しちゃいましたが・・)などに通って、まだ見たことのない映画、ビデオでは見たことあるけどスクリーンで見たことはない映画。そして、もう一度、スクリーンで見たかった映画を見て楽しみました。 実は、僕はそんな名画座通いをするようになってから、それまでは最低でも一ヶ月に一回はビデオで見ていた「ゴジラVSビオランテ」を見るのをストップさせていたんです。 何故かといえば、再びスクリーンでゴジラVSビオランテに再会した時の感動を最大に高めたいという思いがあったんですね。 公開時の時から、僕が小学2年生の時に生まれて初めて入った映画館でゴジラVSビオランテと出会ってかは、ビデオでしか見ていないこの映画をスクリーンで見て、最大限の感動を味わいたかったんです。 いろんな映画を名画座で見て、感動する映画、興奮する映画はたくさんあったけど、自分を最高にワクワクさせてくれる映画はもうゴジラVSビオランテしかないなと気付いた時点で、だったら、その時、最高にワクワク出来るようにお膳立てしておきたかった。 のですが・・・、ゴジラVSビオランテはなかなかスクリーンで上映されない。 そもそも名画座でかかる映画は昭和の映画が中心だったし(特に怪獣映画というジャンルではそれが顕著)、僕もその辺をあんまり考えていなかったのか、3年も待てばビオランテが上映されることもあるだろうなんて思っているうちに8年も経っちゃったわけです。 そうなんです、僕はゴジラVSビオランテを見るという行為を8年も我慢していたわけです。 小学生の頃なんて一日一回は必ず見ていたこともあった映画だったので、もう「次に見るのはスクリーンで」とか言わないでさっさとビデオで見ちゃおうかなぁ?とも思ったのですが、でもここまで我慢したんだし・・とか思いながら、先月。 ついに、ゴジラVSビオランテがスクリーンで上映されるという情報を耳にして、僕はもう大はしゃぎして。 まぁ・・座席20席ほどの小さい劇場ではありましたけど、 それでも、それでも、 8年振りのゴジラVSビオランテ スクリーンで見るのは約20年振りのゴジラVSビオランテは、 物凄かったです。 こういうこと言っちゃうと、上京してきてから、おまえのやって来たことは何だったんだ?とか言われちゃいそうなんですが、上京してから参加したいろんなイベントの中でこの日見たゴジラVSビオランテが一番楽しかったです(笑) 僕はこれまでもこの映画が、全ての映画で一番好きだと言い続けていたし、いつだってゴジラVSビオランテ最高だと言い続けていたけど、それでも実は僕の中のゴジラVSビオランテの評価は、まだまだ過小評価をしていたな・・・と思いました。 当たり前のことですが、この日のゴジラVSビオランテを見に来ていた人もこの映画が本当に大好きな人達ばかりで、上映後はこの傑作の話題で大盛り上がり。 見に来ていたお客さんの一人は何と、岐阜県の方からわざわざ「ゴジラVSビオランテが上映されると聞いて、もう行くしかないと思って来ちゃいました!」と言ってました。ゴジラVSビオランテを見るために東京にホテルを取って一泊ですよ。 ゴジラVSビオランテという作品に心の底からやられちゃった人達との語らいはほんとに楽しかったなぁ~。 僕と同じようにこの作品を受け止めている人達ですからね。みんな、本当に目を輝かせてた。 みんなと話していて、僕は「ゴジラVSビオランテの見所100」を作ってみようと思いました。 まぁ、この映画の魅力を挙げていったら100や200じゃ済みませんけどね。 今、僕の手元にはゴジラマガジンという雑誌がありますが。 ゴジラファンしか読む人もいないであろうこの雑誌の読者アンケート企画で行われた「一番おもしろいゴジラ映画は?」ランキングで、ゴジラVSビオランテは堂々の3位!! あのキングコング対ゴジラやモス対ゴジラ以上に、多くのゴジラファンが本気で面白いと思った映画なのに、その割にはキングコング対ゴジラ程のファンのパワーは感じられない。 こういう時、若いゴジラファンと年季の入ったゴジラファンのパワーの違いというのを感じずにはいられませんが(僕もここ何年で年季の入った年配のゴジラサポーターの皆さんに会ってきましたがやっぱり若い者よりパワーも情熱もあるように見えますからね・・頑張れ10代20代のゴジラファン、頑張れオレ) 今度、関西で行われる川北監督を招いてのイベントは、10代後半から20代前半の人達が中心となってのイベントだし、今こそ若い世代が頑張る時なのでしょう。 VSシリーズ生誕20周年の年だし、 実は若い世代のゴジラファンと話していると、上の世代のファンを敵視してる人も意外といるんです。 たぶん、マニア系のムックでのVSシリーズでの評価のされ方とかに傷付いて育った人達なんだと思うんですが、でもまぁ、僕らは昭和のゴジラ好きの皆さんの熱いゴジラ復活運動のおかげで生み出された復活ゴジラシリーズで最高に幸せにさせて貰ったわけで、ここはVSシリーズ世代の力でゴジラを復活させたら全ての世代のゴジラファンがハッピーでめでたしめでたし! なんじゃないでしょうか? でも・・・ここも歴史は繰り返すって感じなんだけど、僕と同世代のゴジラファンってミレニアム以降のシリーズが嫌いな人も多いのよね。。 僕としてはもうデジャブと言うか、かつて上の世代のゴジラファンの人達にVSシリーズに否定的な声が多かったのと同じように、VS世代はミレニアム以降のゴジラを拒絶しちゃってるんですよね・・・。 復活しても、昭和のゴジラ映画みたいじゃなくちゃ、VSの頃のゴジラじゃなくちゃ、そして、この先現れるであろうミレニアムシリーズの頃のゴジラが良かったと言ってくるであろう人達。 彼らみんなで同盟を組むのはやっぱり難しいことなのかなぁ、、、? まぁ、暗いこと考えても仕方ないので歴史は繰り返すというのなら、 僕はもう一度、怪獣ファンの先輩達と同じような方法論をここはちょっとパクってゴジラ(怪獣)を盛り上げてみるのもアリだなと思っております。 昭和の怪獣ファンの先輩達が、54ゴジラや、キングコング対ゴジラという傑作を広めてゴジラの凄さを布教したように、 平成の初代ゴジラ、そしてサンダ対ガイラなポジションである「ゴジラVSビオランテ」は、我々の世代の怪獣ファンにとってはまさに最強兵器。 キングコング対ゴジラポジションはファンの人気から考えると「ゴジラVSメカゴジラ」になるのかな?(あくまでも個人的な好みならゴジラVSキングギドラの方を推したいところですが・・) このノリで考えてみると、平成の実相寺昭雄監督ポジションは川崎郷太監督? 平成の11月の傑作選ポジションはどの辺だ? ゴジラVSスペースゴジラは、俺は昭和のエビラ辺りのポジションだと思う。 小さき勇者達はオール怪獣大進撃だよね。 ・・・まぁ、久々にスクリーンでゴジラVSビオランテを見て、ゴジラという素材がいかに面白い映画を作るために必要なものか良く分かりました。 やっぱり、このままゴジラを眠らせておくのは絶対に勿体無いです。 それにしても、ゴジラVSビオランテは本当に信じられないくらいに面白いなぁ・・・。この傑作を見た直後にその映画の特技監督さまとお会いしたんですから、そりゃ感動も凄かったですよ。 本当にゴジラVSビオランテも、この映画に携わった人も映画史に名前を残さなくちゃいけませんです。
by nakazawa_takeshi
| 2009-03-26 03:16
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