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春のアニメや特撮番組の改変時期になると前年までの番組のおもちゃ達が大量に大安売り(半額以下になってしまう商品も少なくない)されるので、毎年、番組の放送中も欲しかったけど財布と相談して購入を見合わせていた商品達をこの時期になると買っている。 いろんなおもちゃ屋さんで高額商品がびっくりするような値段で売っているので今日もそうだったけど、仕事で行った町行った町のおもちゃ屋さんを覗いてしまう(こういうところは、降りる駅が毎回同じな会社勤めの仕事をしていない人間の利点であるのだろうか・・・だが、基本的に低収入な僕の場合、その日の収入以上のおもちゃを買ってしまうことになることも少なくないので、やっぱり利点では無いのかも知れない)。 毎年のようにこの時期安くなっているのは昨年の仮面ライダー関連のおもちゃ、 イクサの変身ベルトは既に買っていたので、1500円で売られていたキバの変身ベルトを購入しようかどうか迷っていたら、その隣で第5期ゲゲゲの鬼太郎関連のおもちゃが売られているのを発見! 一瞬嬉しくなった後に切なくもなり・・・まぁ、毎年の仮面ライダーみたいに順風満帆な終わり方をしてその後におもちゃが特売になるのは良しとしても(いや、これだってちょっと寂しいことはあるんだけどさ・・次の番組が始まった途端、もう過去の物扱いで半額以下かよ! とはやっぱり思うしねぇ)、僕の中ではエヴァンゲリオンの最終回も遥かに超える納得いかない終わり方をしてしまった5期鬼太郎(というか、僕はエヴァの最終回はリアルタイムで見てた時から大好きだったし納得もしてたんだけどさ)。 大人の事情で物語の途中で終わってしまった5期鬼太郎のおもちゃが、昨年の仮面ライダーと一緒に半額以下で売られているのを見たら、なかなかに悲しいものもあるわけですよ。 こちとら、5期鬼太郎放送再開のためにちょっと活動もしているところだけに「もう5期鬼太郎は終わっちゃったんだよ!」と、ハッキリ言われてしまったような気分。 まだ始まってもいねーんだよ! な気分で、多少の苛立ちを感じながらも、安く手に入ること自体には嬉しくないわけでもない自分は5期鬼太郎のおもちゃをあれこれ買って今日は帰宅したのでした。 で、丑三つ時まで鬼太郎のおもちゃで遊んでいて思ったんですが、5期鬼太郎のおもちゃはやっぱり、鬼太郎好きの心に響くアイテムにあんまりなっていなかったんですよ。(と、文句を言う割には二時間くらい夢中で遊んでいたわけだが・・・) 僕は第5期ゲゲゲの鬼太郎は、これまでに映像化されたゲゲゲの鬼太郎作品の中では(実写映画、月曜ドラマランド版とかも含めてみて)、2番目に楽しく見られた、かなりお気に入りな作品だったんです(映像化された全ての鬼太郎作品、ゲゲゲ以外の鬼太郎も含めてみても3番目に楽しく見れた作品だった)。 もちろん、何一つ不満がなかったわけでもないけど、まぁでも、この時代に放送されるゲゲゲの鬼太郎のアニメとしては想像していたよりも全然良い物を見させてもらったというのが正直な感想。 でもですね、そんなお気に入りのアニメのおもちゃなのに放送中も、まぁ何千円も出してまで、5期鬼太郎関連のおもちゃは買わなかったし、あんまり欲しいとも思えなかったんですよね(5期鬼太郎関連で買ったものは書籍とガシャポン、食玩くらいか?)。 5期鬼太郎放送中も、原作のゲゲゲの鬼太郎関連のグッズはいろいろと買ってしまい、何度も月末の家賃が払えるかどうかの危機を味わされたのですが、バンダイから出た新作アニメーション・ゲゲゲの鬼太郎で利益を得るために出された鬼太郎おもちゃは、いちいち外してる感じがしちゃったんですよ・・。 ライダーも戦隊も、一年に出るおもちゃの種類は増え続けていっている気がしますが、おもちゃを売るためにたくさん登場する新ロボも新武器も、「ペース早いっすよ、バンダイさん~」と冷静に見ながらも、やっぱりおもちゃが欲しくなってしまうように出来ていますよ。 やっぱり、仮面ライダーの変身ベルトとかは毎年欲しくなっちゃうし。 でも、5期鬼太郎で発売されたおもちゃって、正直に言うと、見ていて「おもちゃを売るためにこのアイテムを出したんだろうけど、このアイテムがなければこの回もっと面白くなったんじゃないかな~」と思ってしまうことも正直多々あったし・・・。 霊界符とか、明らかにおもちゃにするためのデザインの物はことごとく鬼太郎の世界じゃ浮いちゃうんですよね。 もうちょっと鬼太郎っぽいノリを壊さない感じのデザインで、もっと和な感じの秘密兵器な物をデザインしてくれたらそんなに違和感もなかっただろうし、鬼太郎好きが欲しがるおもちゃにもなったと思うんですけどね・・・。 とりあえず液晶画面で遊ぶようなおもちゃは鬼太郎世界には向いてないと思いました(鬼太郎が携帯電話を使ったりするのは別にいいけど、戦闘に使うものはそういう文明の利器みたいな物じゃない方がいい)。 アニメや特撮番組は視聴率よりも、おもちゃの売り上げの方が重要だったりする場合も多いそうですが、おもちゃという物は番組を続けるための生命線でもあるのなら、ライダーや戦隊のように、その番組、キャラクターのファンが欲しいと思うおもちゃを開発することは本当に大事なんだと思います。 正直、霊界符とかバケローとか古今とかが、鬼太郎の視聴ターゲットにはウケないおもちゃになるであろうことは、ほとんどの鬼太郎ファンは予想出来ることだとも思うんですよね(あ、でも、古今のおもちゃは遊んでみたら意外と面白かったです)。 もしも、また鬼太郎をアニメでやる時は、バンダイさんで鬼太郎のおもちゃを出す時は是非一言、僕に「どんなおもちゃを出せばいいと思う?」って相談してください(笑) いや、真面目に、僕じゃなくてもいいから、鬼太郎好きの人達から、欲しい鬼太郎おもちゃをいろいろと聞いてみた方がいいですよ。 少なくとも液晶画面がピカピカ光るようなおもちゃは鬼太郎ファンは求めてないってことは分かると思います・・・。 さて、問題の5期ゲゲゲの鬼太郎ですが、スタッフさんのブログや、オトナアニメでの三条陸さんのインタビューを見てみると、作り手さんもまだまだこの中途半端な状態で5期鬼太郎を終わらせるわけにはいかない! という気持ちで燃えているご様子。 僕も、5期鬼太郎が復活してきちんと完結してもらって、その後に全く新しい第6期ゲゲゲの鬼太郎がまた始まることを心待ちにしております。 復活のための応援活動もちょっとずつ広がっているようなので、自分も活動しますよ。
by nakazawa_takeshi
| 2009-04-16 03:44
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