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まずはじめにネタバレ(?)しちゃうと、今回の関西遠征の間、4日間一緒だったUMA研究家・天野ミチヒロさんが、帰り際につぶやいた一言があるのですが・・・ 「この4日間が、今年で一番楽しかったですよ!」 はい。もうとにかく、本っっ当に、楽しくて幸せな体験をしてきました。 こういう時に、「僕もこの4日間が今年で一番楽しかったですよ!」と言えばいいんですが、微妙に正直者な僕は、今年は20年越しの夢である自作の小説の出版が叶ったという幸福な日も経験していたことがあって、そこ(今年で一番楽しかった)には乗っからなかったのですが、例年なら間違いなく、その年で最高に楽しい日になったであろうし、 実際、本当に、信じられないくらい幸せな時を過ごすことになりました。 というわけで、前置きが長くなりましたが、11月20日。 僕は、「ゴジラクロニクル発売記念パーティー」の会場である「ホテル メトロThe21」に早めに到着。 すると、川北紘一監督が、監督の会社の大船さんと一緒にちょうど食事を取られていたところで(川北監督は前日からホテルに宿泊されていたのです)、僕は会場に着いてすぐに、川北監督とほぼ2人っきりで1時間以上も会話を交わすという、こんな1日のスタートがあっていいんだろうか!? と、思わずにはいられないような幸福な時間が始まり。 せっかくの機会なので、雑誌やテレビじゃ言えないようなこと、聞けないようなことをたくさん聞いて、川北監督もバカなオタクの質問を楽しそうに、丁寧に答えてくれてました。 ・・・怪獣好きにとっては、本当に面白い話をいっぱい聞けたけど、まぁどんな話をしたのかは内緒です(笑) 一旦、川北監督とお別れした後、安斎レオさん達と合流。 天野ミチヒロさんや、なべやかんさん達もやって来られて、当然のようにオタクな会話が繰り広げられます。 控え室に川北監督が再びやって来られると、やかんさんが川北監督にディープで濃い質問を繰り返し、僕や天野さんも、川北さんの作られた名場面の数々を口にして・・・と、楽しい時は過ぎていきます。 ここで、パーティー準備中の会場で、ある無謀な挑戦が行われます。 自主制作映画仲間の穂積君と一緒に作った短編映画「ゴジラくんVSビオランテくん」を、「ゴジラVSビオランテ」の中心人物の一人であられる川北さんに直接見てもらうことに。 いや。ビビリの僕は、直前で「そんな恐れ多いこと、やっぱり出来ません!」となっていたのですが、レオさんの方から「実は今日は川北監督にお見せしたいものがありまして・・・」と言っていただきまして、会場のスクリーンに「ゴジラくんVSビオランテくん」が上映されちゃったのでした。 でも、ゴジラVSビオランテのパロディーを、ゴジラVSビオランテの特技監督さまに見ていただくというのは想像以上のプレッシャーでありまして、上映中には何度も「何で、もっとさっさと終わる話にしなかったんだ!」と後悔することになるのでした。 ちなみに「ゴジラくんVSビオランテくん」の尺は、約13分・・・ でも、僕にとっては、川北監督に作品を見ていただいている間は、45分くらいはあったように感じてしまいました。 で、ちゃんと最後まで見てくださった川北監督からは「ちょっと長い」という、もっともなご意見をお聞きしたのですが、その後に、「でも、面白かったよ。」 と言ってくださったので、僕はもうその場でメルトダウンしちゃいそうな安堵感を味わうのでした。 準備も終わり、パーティーの時間が近付いた頃。 川北監督と共に、VSシリーズの基礎を作られた大森一樹監督が控え室に。 当然のように、川北さん、大森さんを交えて、またオタクな質疑応答や、感想大会。 ちなみに「ゴジラVSビオランテ公開20周年」の今年は、この一週間だけで川北さんと大森さんで5回もトークショーをやっているという話に。 5回中、3回は僕も見に行っていたんですが。 そして、いよいよ、パーティーの本番。 僕はVSシリーズで育ったファン代表として、川北さん大森さんに、ずっと疑問や、リクエスト(今後作って欲しい作品のことなど)をたくさんさせていただきました。 自分はVSシリーズに関する書籍などは、大体目を通しているはずなので、どうせなら、僕も、ここに来ているお客さんも、他の媒体では誰も聞いていないようなことを聞きたいに違いない~と思って、もういろんなことを聞きまくりました。 途中、ちょっと暴走してしまった部分もありましたが、お二人共、どんな質問にも実に丁寧に答えていただき、感激しました。 ゴジラVSビオランテという作品は、僕が一番大好きな映画という意味でも特別な存在ですが、僕が初めて作家性というものを意識した作品でもありました。 5歳の頃から、作家になりたいと思っていた僕ですが、 実は幼い頃の僕は、本や映画は見ても、その作者の人を意識すること、特定の作家さんのファンになるようなことはありませんでした。 小1の頃に僕が何となく意識していた作家さんは、円谷英二さんと水木しげる先生くらいだったと思いますが、その頃の僕は特撮物を作った人は円谷さんだからスゴイ人なんだと思っていたくらいで、その作家性までは意識していたとは言えなかったでしょう。 ガメラは円谷さんじゃないってことくらいは何となく分かってはいたけど、小1の頃の僕は、チャンピオンまつりの頃のゴジラ映画も円谷さんが作った物だと思っていましたし、水木しげる先生のことも、この頃はまだ作家というよりも「妖怪博士」としてのリスペクトの部分が大きくて、水木さんの作家性を意識していたとは言えなかったと思います。 小2の時に、劇場で「ゴジラVSビオランテ」を見て、今まで見ていたゴジラ映画とは明らかに違うと感じて、お土産に母に買ってもらったパンフレットで、川北さんと大森さんのインタビューを読み、僕はここで初めて作家が持つ「作家性」というものを意識したんだと思います。 そういうことを考えると、僕は今、はじめて作家性を意識した、はじめてファンになった作家さんと同じ舞台に立って、お話を聞かせていただいているわけで。 (何とか今年、作家のはしくれに仲間入りすることが出来た僕はもちろん、パーティーを終えた後に、お二人の偉大な作家に「初恋芸人」もお渡ししました) ・・・まぁ、びっくりするくらい幸せな時間を過ごしていたわけですよね。 楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、パーティーも終了(天野さんが川北監督の幻の映像作品を紹介したり、ゴジラマニアのコックさんが怪獣をイメージした料理をたくさん発表されたり、大プレゼント大会があったりと、楽しい趣向がたくさんありました)。 しかし、この日はこれでは終わらなかったのです。 この後、僕は川北さん、大船さん、レオさん、やかんさん、天野さんと一緒にパーティーの打ち上げに突入。 翌日まで、川北監督を中心に、怪獣・特撮トークが続いていくのでした。 というか、今思うと、この日は朝から晩までずっと怪獣の話ばっかりしてたんだなあ(笑)。 また、この打ち上げは濃い人しかいないので、本当に濃い話、聞いたこともない話ばかり聞けるのが最高でした。 「妖星ゴラス」から特撮の世界に入って、平成ゴジラシリーズの中心人物だった川北さんですから、もうマニアからすれば、目からウロコが落ちまくりの貴重な話をお腹いっぱい聞かせていただきました。 あ、嘘です。 もっともっと、まだまだ聞きたかった!! 川北監督も楽しそうで(自分の作品を愛する人たちにたくさん出会えたからなのかな)、僕なんかにはいろいろとツッコミも入れてくれたり、あと、歩く雑誌が途中、ちょっと破損しちゃったんですけど、それに気付かれた川北監督に直々に修復作業をしていただいたり・・・、川北監督に歩く雑誌を修復してもらうなんて、そんな奇跡体験みたいなことが現実に起こるとは!! あと、個人的にすごい嬉しかったことは、川北監督からこの日に何度か「よく知ってんな~。」と、笑顔で言っていただけたことだったりします。 僕がもうお世辞でも何でもなく、本気で、川北監督の作られてきた作品のことが大好き、愛しているということが伝わったんじゃないかと・・・。 いや、もともと、楽しみにしていた日ではありましたが、こんなに川北監督から優しく、フレンドリーに接していただけるなんて思ってもいなかったので・・・うん、本当に信じられないくらいに幸せでした。 この日はクタクタだった筈なのに(実は30分くらいしか寝れずに、会場入りしてました)、ホテルに戻っても、なかなか寝れなかったんですよね。 もう、興奮し過ぎてて、少しも気持ちが落ち着かないんだな、これが!! しかし、この至福の時間はまだ終わらないのでした。 そう、翌日からは、嵯峨芸術大学で「怪獣」が今年のテーマである学園祭(嵐芸祭)が行われ、レオさんもやかんさんも天野さんも、そして、川北さんも一緒に嵯峨芸大へと向かうのです。 しかも、大学には新たなるゲストが・・・ ということで、嵐芸祭日記に続きます。 ※何か自分、人生で初の彼女が出来てもこんなにのろけるのは無理って思うくらいの、幸せアピール日記になっちゃったな。 こんなことなら、素直に僕も天野さんの話に乗っかって「この4日間が今年で一番楽しかった!」と言っておくべきだったか・・・。
by nakazawa_takeshi
| 2009-11-27 04:06
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