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ナカザワールドちゃんぴおん祭 mixi4月13日分より。 クラッシャーカズヨシは本当に素晴らしい自主映画であったが世の中には反対に何の意味もないような映画もたくさん存在している。 その代表的(?)なのが、オイラが監督した映画達である。 思えば僕が最も映画つくりに熱中していたのは高校生の頃であった。理由は高校生の時に小さいから欲しくてたまらなかったビデオカメラをようやく購入することが出来たからであった。 念願の映画製作に燃えた俺は実は前代未聞の大記録をつくっている。 それは1日で37本の映画をつくったという、恐ろしい記録である! 多作で知られる三池崇史監督だってそんなことはしていないだろう・・っていうかしちゃ駄目なんだよ、そんなことは。そもそも高校生の頃は周りに映画をつくりたいなんていう友人が全然いなくて(高校には映研もなかったし・・)、俺が絶対に楽しいから~とか適当なことを言ってまったく映画製作に燃えていない友人達を引っ張ってきて映画を撮ることになったのだが、そんなに何度も協力に来てくれることはないだろうと判断した僕は、皆が来たその日のうちに何本も映画をつくってやろう! と、間違った判断をしてしまったのである。 しかも嫌がっているのを無理矢理、協力させている以上、キャスト、スタッフにNGとか「もっとこうしてよ。」とかしつこく言うことも出来ず、友人達の酷い演技も暴走もそのまま放っておいて撮影はしなくちゃならなかった・・。 その37本は全てショートフィルムというもので、長いものでも30分くらいの作品だったけど、とにかく37本中37本がゴミであった。 この時の映画は半分くらい今では紛失しまっているのだが誰1人悲しむ人はいない。 何と哀れな映画達だろう・・ せめて監督の俺だけは悲しむよ。 ちなみにこの時に撮った映画の1部だけでも紹介すると・・ ☆バケツを被った男がジェイソンのように人々を襲い、ケチャップを血ノリに使ったスプラッターホラー。 ☆座頭市視点で展開する新解釈の座頭市。 この作品は座頭市の主観で展開するため画面はずっと真っ暗で,音だけで展開する・・そのためエンドロール中も曲が聞こえてくるだけでスタッフキャストも誰だったのか分からないというところがポイントである。 ☆恋愛映画。しかし当時は女友達が1人もいないという悲し過ぎる青春時代を過ごしていた頃だったので、男3人が人形、写真、電柱にそれぞれ恋をして、それぞれの恋模様を描くことになった。 ~まぁ、こんな感じで37本を撮影したのである。 話は前後するけどビデオカメラを購入した翌日から3日かけて僕は最初の監督作品をつくっている。 やっぱり最初はゴジラから始めなくちゃいけないだろう・・といきなり大作ゴジラ、名作のリメイクを行なったのである。 着ぐるみはなかったのでバンダイのソフビ人形のゴジラに、友達のいない孤独なアニメオタクがビニール袋を頭に被ってゴジラに特攻していく・・というわけわからん映画になってしまったけど。 その後もゴジラ物は何本か撮ったが、どれもこれも似たようなものである。 しかし、その後も懲りもせずに僕は映画を撮り続け、ブルースリーみたいなアクション物やアニメーション作品までつくった。(もちろん、どれもこれも酷い結果に終わる) そんな中沢健監督であったが、ついに某映画祭でグランプリ受賞の名誉を承ることになる。 雑誌ぴあが主催しているぴあフィルムフェスティバルという映画好きには有名な自主映画の祭典があるが、これに対抗してGON!という雑誌で行なわれたGON!フィルムフェスティバル、通称GFF、その第2回グランプリを中沢健監督作品・日本VSナカザワールドが受賞したのである。ちなみにこの作品はこれまで自分が撮った短編作品を5,6本にまとめたオムニバス作品であったのだが、中でも怪獣ごっこというタイトルの怪獣映画のインパクトが受賞の最大の原因であったことは怪獣映画好きとしてはありがたいことであった。 でも、実はこの映画祭、作品の総応募数が2作品だけだったんですけど(汗)。 正直、僕は僕の映画に負けた作品の方が気になるよ・・ そして、このGFFですが僕は第2回に続いて第3回でもグランプリを受賞!! まさかまさかの連続グランプリ受賞。 これには北野武監督もビックリです。 ちなみに第3回の総応募作品は1作品だけ(僕だけ)だったそうです・・。 そんな映画監督中沢健でしたが上京してからは、映画つくりに興味ある人達ともたくさん出会い、多くの仲間と共にかつてない大作に挑戦。 現在、編集中のその映画のタイトルは、 白カラス。 この白カラスについてはまた後々、この日記で語る時が来ると思います。 今度はベネチアだぁ~!!!!!!!!!!(2%くらいは本気)
by nakazawa_takeshi
| 2006-06-07 15:24
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