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昨日、北朝鮮からこっちの方向にミサイルが飛んで来た。 いつかやるんじゃないかと思っていたことではあるけど、実際にやられたらやっぱり怖かった。 小さい頃からネッシーだの幽霊だのUFO等が大好きで、その手の本を読み漁っていた僕は、小学生の頃は1999年には間違いなく第三次世界大戦が起こると思い、戦争状態で自分がどう生き延びるのかを必死でシミュレートしていた。 ごくごく1部の友人にしか言っていないが、戦争が起きたら自分はここに避難しよう・・と、避難場所も決めておいた。 1999年は大丈夫だったけど、いつ何が起こるのか分からないので僕の避難場所は未だにシークレットだ。 今回の件で、日本政府の対応は平和ボケしてるとしか言いようがないみたいな批判をしている人をたくさん見かけた。 日本政府がどうかは知らないが、この国の国民のほとんども不安に包まれているという気はしない。昨日、僕は用事があって渋谷にいたのだが皆、楽しそうに笑っていた。 ミサイルが自分達の国の方に向かって飛んできたのに何故、皆、何事もなかったように、いつも通りなのか。 不思議といえば不思議だ。 でも、考えてみれば、随分前から日本がテロに襲われるんじゃないかという話もあったし、戦争よりも身近なところで、無差別殺人などがどんどん頻発していた。 僕達はいつからか、恨みもない、面識もない人からいきなりナイフを向けられる可能性を感じながら日常生活を送るようになっていたのだ。 だから、今更、ミサイルが日本に向かって発射されようと、状況はそんなに変わっていないのかも知れない。 僕達はもうとっくにこの国が平和でなくなっていることに気付いてしまっているし、ミサイルや戦車が攻めてこないだけで、自分達の命や安全を脅かす存在に脅えながら生きている。 そういう意味じゃ、この国はもうずっと前から戦時中みたいなものであったのかも知れない。 僕はまたシミュレーションする。 この先、自分や大切な仲間をどう守っていけばいいのか。どう生きていけばいいのかを。 皆さん、何があっても生き抜きましょう。 平和な世の中で、いつか復活するであろうゴジラ映画の新作で、ミニチュアでつくった作り物の町がぶっ壊れるさまを見て楽しみましょう。 ※ゴジラ(昭和29年)の劇中曲の平和への祈りを聞きながら。
by nakazawa_takeshi
| 2006-08-09 21:13
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