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1月9日は中沢健監督作品「白カラス」の上映会でした。 会場には中沢たけし軍団イベントの時等にもかっこいい写真をいっぱい撮っていただいた写真家のナシカさんにも来て頂いたので今回もかっこいいレポートを書いていただけると思いますので、そちらも楽しみです。 (過去にナシカさんに撮影していただいた中沢健出演イベント) ますだまつり2006 http://www.geocities.jp/ondaatjebookers/1.html 中沢たけし軍団まつり(第1回) http://www.geocities.jp/ondaatjebookers/100aa.html 中沢たけし軍団まつり(第2回) http://www.geocities.jp/ondaatjebookers/5.html 怪獣記憶男伊藤博樹のクリスマスパーティー2007 http://www.geocities.jp/ondaatjebookers/8.0.html ・・ただ、今回はこれまでのようなネタ見せイベントでもなく、映像の上映がメインのイベントだったので面白い写真を撮るという意味では結構大変だったイベントかも知れません。 僕自身も上映前後には舞台上でトークをしましたけど、これまでのイベントとは感じの違うノリに自然となっていきましたね。真面目に作品について語ったりしてましたから。 そして違うといえば客層も今までと随分と違いました。中沢まつりでも伊藤イベントでもお客さんの何割かは他のイベントにも来て頂いていた見たことのある顔が多かったのですが、今回は他のイベントでもお会いしていたお客さんはほんの一握り。 中沢健企画のイベントにも初めて足を運んだという人が多かったです。 まあ、以前にも日記に書きましたけど過去の中沢イベントで白カラスの映像を何シーンか特別公開した時のお客さんの反応も良いものだったとは言えるようなものじゃなかったし、会場で白カラス全編上映会があったら見に来ますか?というアンケートをしてみても、かなり微妙な結果だったので、客層が変わったのも当然といえば当然なのですが。 しかし、正直イベントで映像の一部を見てこれは期待出来ないと思いながらも見に来てくれたという奇特なお客さんも何名かおられて、その他、出演者のファン、単純に今まではスケジュールの関係でこれが初めての中沢イベントになったお客さん、ネタやトークでは足は動かなかったが中沢健がどういう映画を撮るかということには興味があったというお客さん、中二病映画の決定版というキャッチコピーに惹かれたお客さん・・様々な客層の人達の前でついに「白カラス」上映。 終わってみれば、お客さんからの感想は悪くなかったです。 前回の日記にも書いた通り、僕はこの映画は4年前の自分の若気の至りというか、独りよがり、観客無視の演出が多いと思っていたのですが、お客さんからの感想は「全然そんなことなかったよ。むしろ想像以上に分かりやすい映画だった。」と言われ、感動しましたという声もちらほら。 また僕は、もうこれで最後だからとある程度、観客を無視した企画をお客さんを呼んで呼ぶという気持ちから、上映後の最初のコメントが「ごめんなさい。」だったのですが、これも謝ることなかったよと多くのお客さんに言っていただけました。 お客さんを無視するのはもちろん問題ですが、もっと分かりやすい展開や台詞を用意しないとお客さんに通じないから・・と分かりやすく分かりやすくしていこうとするのにも程度があるんだよなあと改めて思った次第。 まあ、ショートフィルムを除けばこれが初監督作品だし、まだまだ娯楽としての映画のバランスとかそういったものは分からない部分でいっぱいだけど、次回作に向けての気持ちもいろいろと固まりました。 あ、イベントで映像の一部分を見た時点では期待出来なかったというお客さんからも全編ちゃんと見たら想像以上に楽しめたとか、悔しいけど感動しちゃったという声もいただきました。 これも嬉しい声でしたね。 全編ちゃんと見たら伝わる物もあるというのは素敵ですが、部分部分で見せても面白そうには思われなかったというのは予告編作るのが難しそうな作品なんだなあ・・とも思いますが(実は白カラスのスタッフとして大活躍してくれた穂積君と相談しながら今、白カラス予告編も製作中なんですけどね・・部分部分を見せて二分未満くらいの時間で白カラスの魅力が何となく伝わる予告編作りたいなぁ)。 まあ、お客さんの大半は結構良かったよという感想でしたが、残りの何パーセントかは「うーむ・・」と首を傾げちゃった人もまあやっぱりいましたし、そして更に残りの何割かというのが、僕もびっくりするくらいの白カラス大ファンの方もいてくれたということですかね。 かなり興奮気味に白カラスを絶賛してくれる人もいて、これには作った本人が一番ビックリというか何というか・・。mixiやメールにもそんな方からの熱いメッセージが届いているのですが、今までの僕のライブやテレビ出演した後などに届いたメールとは明らかに種類の異なるタイプの感想の声に、僕も今までとは違う嬉しさを感じています。 ともかく映画「白カラス」で中沢健のまた新しい一面を見せられたことを嬉しく思っていますし、予想外に好評に受け入れて貰えたことにも感動しております。 ともかく映画のスタッフ、キャストの皆様。イベントの実現のために動いていただいた酒井さん、またゲストとして封印された映像研究家として、過去にはGFF審査員としてまだ高校生だった僕の撮った作品を推してくれた恩人である天野さんにも多忙の中、足を運んでいただいて会場を盛り上げていただきました。 イベントの心配をしてくれてお客さんのためのプレゼントを届けてくれたレイパーさんにも、とにかく皆に大感謝です。 映画もイベントも一人じゃ出来ません。相変わらず人付き合いの下手さには定評のある僕ですが今後ともよろしくお願いします。 そして、もちろん足を運んで白カラスを見守ってくれたお客様達にも大感謝です。 ほんとにありがとう! イベントで見られなかった人のためにも、白カラスが見られる方法はいろいろ検討しているので、もうしばらくお待ちください。 そして良かったら実際に作品を見て、何か感じていただけたら幸いです。 さて、明日(もう今日か)は、今度は出演者として参加させていただいた映画クラッシャーカズヨシ、怒るの上映会です(ロフトプラスワン、今日と明日の14時から~)。上映会後は、新宿シアターPOPで19時半から「人展」というイベントにパフォーマー中沢健として出演します。こちらもご興味あります方はどうかよろしくです。
by nakazawa_takeshi
| 2008-01-12 02:03
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