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怪獣映画の試写会ということで、試写会場には宇宙船や怪獣映画や特撮物のメイキングビデオなどで見たことある方々がたくさんおられていて、上映前から物凄い大緊張。 中学時代から、とても感銘を受けていた文章を書かれていた特撮評論家の方ともお話させていただいたりして嬉しい思いをしながらも、緊張感にも押しつぶされそうになるので、一緒にいたレオさんに「早く天野さんやOTAKUさんと合流したいですー。」とついつい漏らしてしまうのでした。 そして、いよいよ映画の上映!! 感想は一言で言うと面白かったに尽きます。 怪獣マニア、特撮マニアならクスッと笑ってしまうネタも多いですが、特に怪獣に興味のない人でもちゃんと笑えるコメディー映画になっていたと思います。 それにそれに、実はこの映画、笑いの要素はもちろんたくさんあるし、僕も大爆笑させてもらったのですが、実は意外なくらいにちゃんとした「怪獣映画」だったんですよ。 特にギララ登場からは、「怪獣VS人間」がじっくり描かれるので、サンダ対ガイラやゴジラVSビオランテ、ガメラ2レギオン襲来のような、怪獣バトル以上に怪獣対人間の描写が燃える映画が好きな人には予想以上に心に響く映画になっているんじゃないかなあと思いました。 そして、この映画の注目ポイントはもうスポーツ新聞などで記事になっていますが、夢の対決。 「巨大怪獣VSビートたけし」が見られるということですね! この映画にも出演されている、みうらじゅんさんはかつて雑誌のインタビューで「自分が映画を撮るんなら、ゴジラ対たけししか撮りたい物がないんですよ。」と語っておられていて、僕も怪獣映画もたけしさんも滅茶苦茶大好きなので物凄く共感、僕も何作も「ゴジラ対たけし」を妄想したんですが、 この映画では、ゴジラではなくギララに変化したものの、怪獣対ビートたけしというファンの夢が実現したのです。 これは本当に感動です。 そういえば、この作品が誕生するキッカケになったのはたけしさんが審査員をされている「東スポ映画大賞」で、河崎監督の日本以外全部沈没が受賞したことだったのだそうですが、この東スポ映画大賞では過去にはゴジラも受賞しているんですよね。 実際、日本で一番着ぐるみに入っている芸人であるたけしさんと怪獣映画のコラボレーションは、これまでなかったことが不思議なくらいな感じもするので、このビートたけし×怪獣映画という組み合わせは今後もまだまだ見たい感じがありました。 ゴジラと戦う鬼軍曹で同性愛者の軍人役のたけしさんなんて似合いそうです。 まあ、とにかくいろんな意味で見所いっぱいの怪獣映画だったので是非大ヒットして欲しい映画でした。 前売り券にはベビーギララのソフビも付いてくるし、お得です!! あ、あと、本当によーく見ないと分からないような出方ですが僕もこの映画のあるシーンに出ていたりします。 本当によく見ないと分からないような出方をしているのに、エンドロールにはしっかり名前を入れて貰えていて感激でした。 初めて自分の名前がエンドロールに入った怪獣映画としてもこの映画は宝物です。 もちろん劇場公開されたら、劇場でもまた見て来ます!! ギララの逆襲公式サイト http://www.cinemacafe.net/official/guilala/
by nakazawa_takeshi
| 2008-05-31 17:57
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