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先月の日記でも紹介させていただきました僕の頼もしい相方であり、現在は東国原英夫宮崎県知事の政務秘書である吉川敏夫さん著の書籍「東国原宮崎県知事とのそのまんま生活」ですが、当初の予定より一ヶ月ほど遅れて、今月末(24日)からいよいよ発売されます。 また本のタイトルも変わって、「知事、まさか今夜もピザですか?」となりました。 本の内容についての詳しいことは先月の日記で書いているので興味ある方は読んでくださいね。↓ http://takeshi205.exblog.jp/8099595/ 吉川さんといえば先日、中沢健の怪獣図鑑クレーンゲームぬいぐるみと、イベント限定カラーのピンクほしくいのぬいぐるみを宮崎に送らせてもらいました(この日記の画像はその時に撮影したものです)。 実は吉川さんは、今回ぬいぐるみ化された中沢怪獣のうちの1体、「まんばる人」のモデルの1人だったりします。 結構いろんなところで語っていることではありますが(この日記でも何度か書いていますが)、そもそも中沢怪獣の第1号である「まこと虫」は僕の弟である「中沢まこと」を兄が馬鹿にするために作ったキャラクターでした。弟をからかうことから僕のオリジナル怪獣作りは始まったのです。 それ以降も僕が作った怪獣は家族や友人をモデルに作っていったものが多いんです。 特に初期に生み出された中沢怪獣(6歳~11歳くらいまでに作った怪獣)は半分くらいが周囲にいた人をモデルに作った怪獣なんです。 友達をモデルに怪獣を作っていたので、怪獣ごっこをする時も、ゴジラやバルタン星人でなく、参加する子供をモデルに作った怪獣同士での戦いみたいな設定で遊んでました。 弟のまことも「まこと虫」として多くの怪獣達と戦っていったものです。 もちろん、僕も自分自身をモデルにした怪獣で、怪獣ごっこには参加してました。 僕は物心付いた時から何よりも怪獣が好きだったので、その人を怪獣にするというのはその人のこと認めていた、人間にしておくのは勿体無いくらい素敵な奴~といった思いからくる表現であったのだと思います。 以前に僕は好きになった女性に「〇〇ちゃんはヘドラのように可愛らしい。」と言って、滅茶苦茶に怒られたことがありますが好きでもない、どうでもいい人のことは怪獣化なんてしません。 まあ、そんなわけで小学生の頃の僕は好きになった人をどんどんと怪獣化させていったのですが中学生になったくらいから身の回りの人を怪獣化することはほとんどなくなっていきました。これは中学時代から僕がややネガティブ人間化していったということもあると思います(小学生の頃はすぐに人を大好きになっていったんだけど中学生になってからしばらくは怪獣化させたいと思う程の出会いが極端に減ってしまったのです)。 随分と久々に身の回りの人を怪獣化させたのは上京してから、二十歳を過ぎてからでした。 日本テレビ系の深夜のバラエティー番組で一緒に準レギュラーとして出演していた芸人の早川伸吾さん(そのまんま東さんの一番弟子の方です)のアパートに番組撮影中の間、しばらく半居候状態させてもらっていた僕は、そこで「こんなに本気でお笑いをやっている人がいるなんて!」と衝撃を受けました。 これまでにも何度か日記に書いたことありますけど、早川さんの新ネタ開発への熱心さ、番組や雑誌への売り込み、自分のネタのアピールの仕方は近くで見ていてもう僕はビックリしちゃったわけです。 早川さんと出会ってから4年くらいの間で、僕は早川さんみたいにもう自分の表現(作品)のために本気で尋常じゃないくらい努力している人とも何人か会うことになるのですが、この時点ではここまで自分の作品に掛ける頑張りを感じられる人は他に知らず、僕はもう本当に衝撃を受けて、久々に身の回りの人を怪獣化させようと思ったのでした。 早川さんをモデルに生み出そうと思ったのは究極の努力を武器に戦う怪獣でした。ありえないくらいの努力で、到底勝ち目のない相手にも勝ってしまうような奴を作りたい。 しかし、いざ早川さんをモデルに努力家怪獣を作ろうとするとどうしてもピンと来ないのです。 怪獣の形がどうしてもまとまらないうちに、僕は早川さんの紹介で後に小説創作ユニット「ナカよし」の相方、吉川敏夫さんと出会います。 吉川さんも大変な努力の人だったのですが、吉川さんと早川さんを比べてみたら、僕はどうして自分が早川さんをモデルに努力家怪獣を作るのに苦戦したのか分かりました。 早川さんは芸人で、しかもその芸風が裏で行われている努力は感じさせないような芸風だったからです。芸人さんは基本的に努力家な部分を見せないように生きているんです。 そこへいくと吉川さんは元芸人(元たけし軍団のクロマニヨン吉川さん)ではあるけれど、今はもう芸人じゃないので自分が努力家な部分も早川さんのように特別隠しているわけでもなかったのでした。 だから、僕は吉川さんの姿もモデルに加えて、早川さんと吉川さんをモデルに努力家の怪獣を作ったのでした。 それが「まんばる人」です。 まんばる人の登場後は、怪獣化させてみたい人との出会いを小学生の時以来に続々としていっています。 ただ、まこと虫やまんばる人のように中沢怪獣軍団の中でもまだ割と評判いいキャラクターだったら、モデルにさせてもらった人に「〇〇って怪獣は〇〇さんがモデルになっているんですよ。」と言いやすいんですが、正直、中沢怪獣軍団の中でも不人気というか地味な怪獣になってしまった場合は申し訳ないので(何かモデルにした人が不人気で~と言っているみたいな気がしちゃうので)、その人をモデルにした新怪獣を開発していって、その怪獣がそこそこ評判になったらそこで初めて「実はこの怪獣のモデルって〇〇さんなんですよ・・」と言おうと思っています。 ちなみに中沢怪獣軍団の中には、中沢健をモデルに作った自分の分身的存在のキャラクターが今のところ、3体います。 そのうちの1体は今回のクレーンゲームぬいぐるみのラインナップにも選ばれるくらいには支持してもらえたキャラクターだったので嬉しく思っています。 やっぱり、怪獣は最高の友達です。 ゴジラとアンギラス(2代目)みたいな関係が僕の理想です。
by nakazawa_takeshi
| 2008-06-15 18:02
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