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怪獣、妖怪、UMAを探して日本横断中の中沢ですが、今日で探検も4日目。今は神戸の漫画喫茶におります。 そんなわけで、この辺で怪獣探検の前半戦をなるべくコンパクトに語ってみようと思います。 いろんなことがあったけど、それを詳細に書いていたら漫画喫茶に何時間もいなくちゃいけないのでコンパクトサイズなのです。まぁ後で詳細なレポートもウチに帰ったらじっくり書こうと思っていますが。 まぁ、とにかくそれくらい、いろんなことがあったわけですよ。 まず1日目、浅草の牛嶋神社でUMA発見祈願をしました。 ここは、かつて巨大な牛の化け物が隅田川から出てきて人を襲ったという事件が起こったそうで、その牛型怪獣(妖怪)を奉った神社でして、UMA発見を祈願するには持ってこいの場所! 朝早くから、ちーふ・たまさん、牛ろ女さんも来てくれました。 ちーふ・たまさんは映像のプロの方でして、祈願の様子、探検隊専用車、探検隊のノボリ等の小道具をカッコ良く撮ってくれました。 探検に行って、UMAや妖怪の姿を映像で押さえたいとはもちろん考えているのですが、今回は探検の様子、現地の方への取材の様子等も撮影して、後でそれらを編集してDVDにしてみようと考えているのです(DVDは身内や、現地でお世話になった方達に配ろうと考えています)。 ただ、撮影のイロハは僕も山法師さんもあんまり分かっていないのでその後の探検の様子を撮りながら「ちーふさんがいれば良かったのになぁ。」とこぼすこと多数。 まぁ、でも素人なりに探検の様子が伝わるようにカメラ回しているつもりです。 もっとも、カメラの腕よりも、怪獣を見つける技術の腕を上げたいものですが。 ・・・おぉ、コンパクトに探検を振り返ろうと言ってたくせに、前置きがめっちゃ長いな。 そんなわけで、浅草から山梨県の本栖湖へ。ここにはモッシーという、ネッシーみたいな怪獣がいるそうです(目撃者の証言から考えるにプレシオサウルス系の怪獣ではなさそうなんですが)。 実は本栖湖に到着する前、いきなり車酔いをしちゃってかなり気持ち悪かったんですが、車を降りた途端、歩く雑誌・探検隊バージョンと探検隊のぼりを目にした現地のおばさんが寄ってきて、モッシーについての詳細を語ってくれた!! 何という展開。 これがテレビ番組だったら、わざとらしい仕込みだなぁ・・と思われちゃう可能性大。 でも、現実はこういうものです。 僕達は本栖湖に到着してすぐに現地の方から、モッシーの歴史や目撃者の証言等、貴重な情報を得ることが出来たのです。 そして、その後はボートでいよいよ湖面に出ます。 山法師さんが今回の探検のためにわざわざ購入した普段の生活では使うことなどまずない魚群探知機で巨大な生物が水中を泳いでいないか調査をしてみます。 頭の中じゃ、ロッキーのテーマが流れて気分は川口浩探検隊! ここでモッシーが現れたら、伊福部昭先生の魂が震えるような名曲が流れてくる筈です。 ・・怪獣好きの夢って、最終的には、自分で怪獣映画をつくりたい! という夢と、本物の生きた怪獣が見たい! の2つに行き着くんですよね。 いや、他の怪獣ファンは分からないけど、僕は、いつかゴジラのシナリオを書いて、ネッシーだのツチノコをこの目で見たいよ。 結局、約5時間程の本栖湖調査では残念ながらモッシーの姿は確認できませんでしたが、今回の探検はとにかく、たくさんの怪獣、妖怪が現れる場所を回って、また次回の探検(今度は一箇所に留まってじっくり調査を)に備えるのが目的なので、次のターゲット、海小僧、グロブスターを探すために静岡の浜松に向かいます。 本栖湖を去る前にお土産やさんに顔を出したら、モッシーステッカー(購入したら520円)を僕と山法師さんの分、無料でくれました! 更に、休憩所で飲んだコーヒーとココア代も「お代は結構です。探検、頑張ってくださいね!!」 なんて言われちゃいます。 何というか、町の人達に冷たい目で見られることを覚悟して来ていただけに想像以上の暖かい対応にビックリ!! 本栖湖は東京からも比較的近いので絶対にまた来るぞ!! と、探検隊は熱くそう思うのでした。 浜松にはその日の22時頃、到着。 ワゴンカーの中の荷物を整理して寝床をつくります。 結果的には24時くらいに就寝。 翌日、朝の4時起床。 当たり前ですが眠いです。 しかし、この日は早く起きなくちゃいけなかった。 何故なら、朝、まだ誰も歩いていない海岸でグロブスターが漂着していないか探す必要があったから!! グロブスターというのは怪生物の死骸で。 世界中の海岸にときどき漂着しているんです。 グロブスターの第一発見者を目指し、奇妙な生物の死骸を探す探検隊。怪獣の死骸は見つからなかったけど奇妙な物をあれこれ発見したので撮影したり、小さな物は採集しておきました。 そして、浜松の海に存在するという海小僧という妖怪を誘き寄せるための作戦も決行。 今回の探検では全ての怪獣、妖怪に対して、何らかの作戦を考えてきたのです。 今回、探検隊は様々な文献から海小僧は河童、もしくは河童に近い存在であると推理。 そこで河童の大好物を2つ用意しました!! 河童の好きな物、それはキュウリと相撲だ!! ・・ということで、海辺にキュウリを立てて土俵をつくり、僕と山法師さんで延々と相撲を続けます。 上陸はしなくとも、その様子を海から顔を出して海小僧が見に来る可能性はあるんじゃないかと海の様子は相撲中ずっと撮影しておきます。 ちなみに相撲は山法師さんが勝ちました。 一つ、念のために言っておくと僕達は真面目に怪獣、妖怪を調査、映像に撮ろう、捕獲したいと考えています。 これまで数多くの探検家が怪獣、妖怪の撮影、捕獲に失敗しています。 僕達は、今まで正攻法の調査で何日もかけて見つからなかった怪獣達を探すのだから、これまでにあまり試されていない作戦で怪獣達を見つけようと考えているのです。 妖怪はネッシーや雪男以上に、実在しない、架空の物と思われている節がありますが、妖怪の中には今で言うUMAを目撃した人が妖怪として伝えている物がいる可能性も高いと思うのです。 河童は妖怪の中でも実際に目撃した人が多い存在。 その河童の好きな物として伝えられているキュウリと相撲に本当に河童が引き寄せられる可能性は0じゃないだろう。0じゃないんなら試してみようと僕達は考えたのです。 その結果は・・まだ映像のチェックをしていないのでまだ分かりません(残念ながら河童・海小僧の上陸はありませんでした)。 ちなみに海小僧についても現地の方々にいろいろ取材してみたのですが、モッシーと違って知名度0。 誰に聞いても「聞いたことない」と言われてしまうのでした。 そんな海小僧の次に僕達が向かったのは岐阜県、東白川村。 ここでは、実在怪獣界の大スター、ツチノコを調査することになります。 そして、ここでは非常に素晴らしい、素敵な体験をたくさんさせていただきました。 正直、探検の前半プレイバックは探検前半の山場であろうツチノコ編で締めたかったのですが、予想以上にモッシー、グロブスター、海小僧に時間を使ってしまったので、ツチノコ編はまた次回の日記で。 ツチノコは探検2日目の午後と、3日目の夕方まで掛けて調査したのですが、僕はここでの感動を一生忘れることがないでしょう(って、こんな書き方したら「え、ツチノコ捕まえたの!?」って思われちゃいそうですが・・まぁ、捕まえてたらニュースで大騒ぎの筈ですよね)。 そんなわけで、皆さん。 次回、怪獣探検隊ツチノコ編でお会いしましょう。 ちなみに僕達、探検隊は明日は六甲山で超高速怪獣・スカイフィッシュを調査しております!! 近場に住んでいる方は是非、スカイフィッシュを探している僕達を探してみてくださいな。 画像 探検の様子 探検隊ロゴマーク キュウリでつくった土俵→ (キュウリはこの後、洗ってちゃんと食べたよ!)
by nakazawa_takeshi
| 2006-10-17 19:49
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