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当然のことながら、会場は実相寺監督の縁の人達が大勢集まっておられました。 残念ながら僕は生前の実相寺監督には結局一度もお会いすることは叶わなかったのですが、もしかすると実相寺監督と面識がないのに会場にいたのは自分だけだったかも知れません。 レオさんや河崎監督達から、実相寺監督のエピソードはよく聞いているのですが、本当に伝説が多い人なのでこの日も多くの実相寺監督の武勇伝を聞きながら、改めて物凄い人だったんだなあとしみじみとしちゃいました。 レオさんはよくあと5年早く自分達と知り合っていたら実相寺さんとも会えたのにといったことを言います。 それからたぶん実相寺さんは中沢さんみたいなキャラクターはハマってくれたとも思うとも言ってくれるのですがどうでしょうか・・OTAKUさんは最初は嫌がられると思うが半年くらい付き合っていたら馴染んできて、優しくしてくれたかも・・と言っていましたが、半年間馴染めないまま実相寺さんのところへ通い続ける勇気がさて僕にあるものか・・ですね。 まあ、月並みな言葉ですが実相寺昭雄という人にお会いすることは出来なかったのですが、作品を通して実相寺さんとはお会いしていたし、ずっと楽しませ続けていただいたと思っています。 世代によって、実相寺作品への思いもいろいろ違いはあるのでしょうが、僕の世代(81年生まれ)は、「実相寺昭雄監督作品ウルトラマン」も既に公開されていたため、最初からウルトラマンの中でも特別な監督という印象で見ていたところがあります。僕達より上の世代の人達が、ウルトラマンやセブンを見て、いつもと違ったテイストの映像と物語の監督がほとんど実相寺さんの作品だったということを発見して、マニアの間で実相寺作品が評価され盛り上がっていく・・といったような体験は僕の世代の怪獣ファン、少なくとも僕はしていなかったように思います。 円谷英二さんの次に名前を知ったウルトラマンのスタッフが実相寺さんでした。 実相寺さんはウルトラシリーズを作るうえで、ウルトラマン自体よりも怪獣を中心に考えていたと言われていました。そういうところもヒーローより怪獣好きの自分にとって実相寺作品に大好きなエピソードが多い理由なのかも知れません。 シーボーズにジャミラ、ガヴァドンにメトロン星人、ブンダーもバクゴンも魔デウスも大好きでした。 もちろん怪獣物以外の実相寺作品も大好きな作品はいっぱいあって(D坂の殺人事件も受胎告知も帝都物語など)、本当に大好きな映像作家の方でした。 自分は三回忌に参加の経験もあまりないので(というか初めてな気もする)、最初は亡くなった監督のことを考えてやや神妙モードだったのですが、この三回忌自体は楽しく、にぎやかになムードで行われていて、実相寺さんへの愛ある毒舌も飛び交い、気が付いたらいっぱい笑っていました。 宇宙船などでよくお見掛けしていた人達もたくさん来ておられたのですが(何とも豪華なことに会場では冬木透さんのピアノ生演奏でウルトラセブンなどを聞くことも出来ました。これは予想外のサプライズで本当にジーンとしちゃいました)、レオさんに連れられて円谷一夫さんにご挨拶させていただきました。 僕達の世代のウルトラ好きは、ウルトラマンの本を買うと大抵、円谷一夫会長の言葉から始まっていたこともあって感慨深くもありました。 他にも、特撮、映像の世界での凄い人達がいっぱいいて例によって僕は緊張しまくりでなるべくレオさんや天野さんから離れないようにしていたのですが(でもバイキングの料理が美味しかったので席からは何度も離れまくり)、僕と同じように凄い人達に囲まれて緊張されていたという、実相寺監督のお気に入りの女優さんだった神田つばきさんが、僕のところに何度も来てくれて「中沢君が来てくれていて良かった。」と喜んでくださったので、監督と面識のない僕が三回忌に参加した意味もあったのだなあと嬉しく思ったのでした。 三回忌の後は、近くの喫茶店でウルトラマンやゴジラの話で盛り上がり、帰りの京王線でも寒河江さんと怪獣話を中心にしながら帰宅。 実相寺さんを初め、多くの先輩方(人としての)が作ってくださった作品のおかげで自分は楽しく生かせてもらっていることを実感。 今度は若い世代から、実相寺ショックのようなパワーのある作品を生み出せる人が出てこないといけないですね(個人的には川崎郷太監督にはもっともっとウルトラや大特撮映画みたいなことを是非やっていただきたいと思っているのですが)。 自分も・・・頑張ります。
by nakazawa_takeshi
| 2008-12-03 23:23
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